写真:エレナとドミトリー・ミハイロフ(2018年11月15日)
2018年11月15日、控訴院は、エホバの証人の宗教を信仰するシュヤ(イワノヴォ州)在住のドミトリー・ミハイロフさん(40歳)のさらなる拘禁命令を覆した。彼はイヴァノヴォ地方の第1公判前拘置所で約6カ月を過ごした後、そこを去った。
ミハイロフの配偶者らの事件は、ロシア連邦刑法第282条第2項第2部および第282条第3項第1項に基づいて開始された。捜査関係者によると、ミハイロフ夫妻は身元不明の人物とともに礼拝に参加した。調査委員会は、これを「過激派組織」の活動への参加と資金提供と誤って解釈している(エホバの証人の登録組織396団体すべてを清算するというロシア連邦最高裁判所の決定に言及している)が、ロシア政府は公式には、最高裁判所の判決は「上記の教義の個々の実践に対する制限や禁止を含んでいない 」と述べている 。「ロシア連邦政府が表明した立場と法執行の慣行との間には矛盾がある。刑事訴追と逮捕が組織的になっているため、これは懸念を抱かざるを得ません」と、市民社会と人権の発展のための大統領評議会は 声明で述べた 。